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<<外に出るのを億劫にする雨も、こだわりの傘を持っていれば外の出たくなるかも。>>

今回ご紹介する傘は、MoMAで販売されているデザイナーズアンブレラです。
コンビニのビニール傘や無地の折り畳み傘も良いですが、こだわりの1本を持ってみてはいかがですか?
自分用でもよし、プレゼント用でもよし。
普段お金をかけにくい傘だからこそ、こだわると雨の日が違って感じられるかもしれません。
傘を開くと空が晴れる。
この傘は、グラフィックデザイナーであるティボール・カルマンとEFMによってデザインされました。
外見は、一見ただの黒い傘にしか見えませんが、開くと快晴が表れる粋なデザインです。
MoMAブランドの傘の中では最も有名な傘ではないでしょうか。
日本にあるMoMAの実店舗でも、スカイアンブレラは在庫が用意されていることが多いです。
MoMAには数多くの商品があるため、全てをショップにストックしておくことは難しいようですが、スカイアンブレラが店舗販売されているのを考えると、やはり人気があるのでしょう。
開かなければシンプルなブラックなので、派手な柄が苦手な人にもおすすめです。
スカイアンブレラは使いやすさも重視されており、開いた直径は97cm、本体の長さは90㎝とかなり大きめなデザインとなっています。
こちらの傘も閉じるとただの黒い傘ですが、開くとフィンセント・ファン・ゴッホの作品が。
アートにそこまで詳しくない人でも、ゴッホの名前は聞いたことありますよね。
この傘の裏に描かれている「The Starry Night」という作品は、ゴッホにより1889年にフランスの精神病院で療養している際、自然世界に対する想いを主観的に表現したものだと言われています。
和訳では、星月夜(ほしづきよ)と呼ばれています。
こちらのThe Starry Nightですが、実物はニューヨーク近代美術館に行くと見ることができます。
まあ、MoMAだから当たり前と言えば当たり前ですがね。笑
絵画・アートが好きな人にはおすすめの商品です。
雨の日を美術館に。
モンドリアンはオランダ出身の画家で、抽象画の巨匠などと呼ばれたりもします。
名前は聞いたことがなくても、絵は見たことがあるのではないでしょうか。
構造的な独特の色使いは、シンプルに見える一方で芸術的なバランスを感じさせます。
当初モンドリアンは風景画などを描いていましたが、次第に抽象絵画の分野を開拓していきます。
モンドリアンは「 De Stijl(デ・ステイル)」という活動の中で、「新造形主義」を確立させました。
この「新造形主義」の作品こそが、私たちがよく目にする赤や黄などの原色を幾何学模様に配置させたアートです。
「新造形主義」はモダンデザインを広めたバウハウスや、ミッフィーの生みの親ディック・ブルーナ氏などにも大きな影響を与えたと言われています。
アート好きにはおすすめの一品です。
このデザインは、今ではコーヒーカップやバッグ、Tシャツとったあらゆるプロダクトに使われているので、街中で見かけることも増えてきましたね。
リキテンスタイン アンブレラは、ロイ・フォックス・リキテンスタインのデザインが用いられています。
リキテンスタインは、漫画の一コマを拡大したような絵画が有名で、ポップアート画家として活躍していました。
主に赤・黄・青の三原色と白黒のドットを用いた表現方法であるため、抽象絵画作家のモンドリアンと同時に名前が出てくることも多いです。
彼は1997年に他界しておりますが、日本では東京都現代美術館で作品を見ることができます。
少し目立つデザインですが、雨の日でも個性を出すチャンスかも?
MoMAのロゴ入りアンブレラです。
MoMAは、ニューヨーク近代美術館(ニューヨークきんだいびじゅつかん)の愛称で、英文館名のThe Museum of Modern Art, New Yorkの頭文字をとってそう呼ばれています。
世界中のアートが集まる美術館の一つで、MoMAからは世界中の名アート・デザインを商品として受け取ることが出来ます。
そんなMoMAブランドのロゴ入り傘は、美の印象を与えてくれます。
折り畳み傘
こちらはスカイアンブレラの折り畳み傘です。
もしかしたら、折り畳み傘の方が利便性的に好きな人も多いかもしれません。
こちらもデザインは同じく、外見はブラック、中は青空が広がっています。
折り畳み傘ですが構造はしっかりとしており、ボタン一つで一気に開く高性能さも売りです。
しまう時もボタンを押すと縮むので、使いやすさはバッチリです。
こちらもスターリーナイトアンブレラの折り畳み傘です。
黒い折り畳み傘から一気にゴッホの絵画が現れるので、周囲の人も気になる気になる。
こちらはフランク・ロイド・ライトによるデザインが施された傘です。
フランク・ロイド・ライトと言えば、ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」と呼ばれる名建築家です。
有名な作品には、落水荘やグッゲンハイム美術館、日本では帝国ホテル(現存しない)などがあります。
日本で見ることができるロイド作品ですと、ヨドコウ迎賓館(兵庫県芦屋市)がおすすめです。
建築好きにおすすめのデザインです。
多彩な色を用いたスペクトルアンブレラ。
他の傘とは異なり、開いても派手、閉じても派手なのでどこにいても傘で見つけられるほど目を引くデザインです。
雨の日歩道橋の上から、スペクトルアンブレラをさした人が歩いていると、ついつい見惚れてしまうかもしれません。