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佐賀の有名建築の一つ武雄市図書館をご存知でしょうか。
公立図書館の管理を民間企業に委託した事例として、ニュースや建築学科の授業でも取り上げられるほど、注目されています。
佐賀には有名建築が少なく、九州に旅行に行ったのに、見て回る建築がない!という場合にもオススメです。
武雄市図書館・歴史資料館の設計者
建築設計
佐藤総合計画
運営管理
CCC (株式会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ)
Tポイントを中心としたデータベース・マーケティング事業や「TSUTAYA」の運営を行う会社
武雄市図書館・歴史資料館の変遷
代官山蔦屋書店を見本として、武雄市図書館は、2012年に「CCC」を館の指定管理者に決め、約5年間の改修期間の休館期間を経て、2013年に運営を開始しました。
内部にはスターバックスコーヒーが併設され、コーヒーを飲みながら本を読めるカフェのある書店のモデルの先駆けとして、注目を集めました。
公立の図書館が民間企業に運営を委託することは珍しく、新しい図書館のロールモデルとして期待されています。
武雄市図書館・歴史資料館の構成
管理者をCCCに委託することになり、内装は大きく改修工事され、美しく生まれ変わりましたが、建物の構成自体はほとんど変わっていません。
一階の入り口付近は広く吹き抜けとなっており、そこから大きくセットバックした二階とその下が書架になっています。
スターバックスコーヒー
正面の入り口を入ってすぐ右手にスターバックスコーヒーが設置してあります。
書架にある本を手に取りながらコーヒーを飲むことができるようになっています。
カフェラウンジ
スターバックスで購入したコーヒーや、持参した飲み物を飲みながら本を読むことができます。(スターバックスのエリアでは持参した飲み物を飲むことはできません。)