瀬戸内海は、本州、四国、九州に挟まれた内海で、海域の割に多くの地方に海岸線をもつことでも有名です。
瀬戸内海の海岸線をもつ都道府県
山口県、広島県、岡山県、兵庫県、大阪府、和歌山県、徳島県、香川県、愛媛県、大分県、福岡県
そんな瀬戸内海には、なんと700以上の島があり、多くの人々が暮らしています。
今では、有名建築や現代アートで知られる瀬戸内海ですが、昔はそんなに賑やかな場所ではありませんでした。
昔は田舎というイメージしかありませんでした。…笑
なぜ、アートの島と言われるようになったのでしょうか。

瀬戸内アートの歴史

高度成長期、瀬戸内海の島々には精練所がつくられ、また産業廃棄物の不法投棄が頻発したとこなどにより、青々とした緑いっぱいの島は、たちまち負の遺産と化してしまいました。
そんな負の遺産を建築やアートの力でもう一度プラスに変えようとする試みが、このアートプロジェクトです。
直島をはじめ、アートのイベントを開催することで、瀬戸内海は、国際的なアートの島として復活しました。

瀬戸内海のおすすめ建築・アート

直島(なおしま)

直島 船

海の駅なおしま


設計者:sanaa
直島は、地中美術館、家プロジェクトなどアートの島として人気があり、その島の玄関口宮浦港に設計されたのが海の駅なおしまです。
設計者はsanaaで、開放感のあるデザインが特徴的です。
船乗り場だけでなく、島を巡回するバスの発着所にもなっているため、島の重要な拠点として機能しています。
中にはお土産のショップも入っており、島の特産物はあまり置いていないですが、アート系のお土産はここで買って帰ることができます。

直島港ターミナル

直島港ターミナル sanaa
設計者:sanaa
木造で組まれた架構に強化プラスチック製の半球を13個積み上げることで建設された待合室と駐輪場です。
アートの島だけあって、ユニークな形をしていますね。内部は少し狭いですが、入って楽しむことができます。
強化プラスチック製の半球が光を通すことによって、夜には幻想的な雰囲気になるのもまたアートです。

南瓜

直島現代アート 草間彌生
作品:草間彌生
草間彌生さんのかぼちゃの有名な作品です。
面白いところに設置したいという考え方か、この場所になったそうです。
直島に行った必ずと行ってもいいほど、写真を撮りたくなるスポットです。

直島パヴィリオン

直島現代アート作品
作品:藤本壮介
町制施行60周年記念に製作された作品です。
直島街は海に囲まれており、大小合わせて27つの島々が存在していることから
直島町の「28番目の島」として浮島をイメージして作られました。

地中美術館

安藤忠雄 建築 地中美術館
設計者:安藤忠雄
安藤忠雄さんによって設計された美術館です。
自然を壊さないよう、美術館全体が地中に埋まっている設計がされています。

直島ホール

直島ホール 三分一博志
設計者:三分一博志
直島の文化の伝承を目指して三分一博志さんによって設計された建築です。
三分一さんの建築に見られる、太陽光・風・地下水等の自然エネルギーの積極的な活用が
この建築にも見られます。
大きな総檜葺きの入母屋形状が特徴的で、2棟の建物から成っています。
内部は芝居や舞台を行う施設として設計されているため、利用は予約が必要となっています。
そのため予約なしの場合は、外観のみの見学となります。

豊島(てしま)

豊島

豊島美術館

豊島美術館 西沢立衛建築
 
設計者:西沢立衛

犬島(犬島)

犬島

犬島精錬所

犬島建築 犬島精錬所 三分一博志
設計者:三分一博志
犬島アート 妹島和世作品
設計者:妹島和世
犬島現代アート 作品
設計者:妹島和世

男木島(おぎじま)

男木島 現代アート

男木交流館

男木島建築
作品:ジャウメ・プレンサ
貝殻をモチーフにしてデザインされた屋根が特徴的な建物です。
屋根には8つの文字が取り入れられており、
屋根によってできる影にその形を見ることができます。
中は、お土産や飲食店、乗船切符売り場、レンタルサイクルショップが入っています。

男木島 路地壁面プロジェクト wallalley

男木島現代アート
作品:眞壁陸二
海の見える坂道の路地にあるカラフルな壁面アート作品です。
島にある廃材を用いて作られているのが特徴です。
壁面には風景のシルエットが描かれており、民家の壁が彩られています。

歩く方舟

男木島
作品:山口啓介
ノアの方舟からインスピレーションされた作品で、船が海を渡る様子を
船が歩く形で表現されています。

女木島(めぎじま)

女木島