日本の家は狭い

日本は海外と比べると家が狭くて家賃が高いことで有名です。
特に東京のワンルームの家などはとても狭く、ベッドと机を置いたらもう他には何も置けないような家もたくさんあります。

私も一時期東京で暮らしていましたが、8畳ワンルームだったので「ベッドと机で部屋がいっぱい!ソファーなんて置けない!」と思った覚えがあります。

今回はそんな狭い家を広く使うためのアイデアを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

日本の家が狭いのは居住スタイルが原因

そもそも日本の家はなぜこんなにも狭いのでしょうか?
ドラマなどでみるアメリカの家はたとえマンションであってもとても広いですよね。

実はこれは居住スタイルに差があるからなのです。

海外では1つの部屋に1つの役割という考え方があり、ダインング・ベッドルーム・リビング・キッチンなど部屋ごとに役割が分かれています。

それに対して日本は、1つの部屋にさまざまな役割を持たせます。
昼間はちゃぶ台をおいてリビングに。夜は布団を敷いてベッドルームに。

このように日本では1つの部屋をタイミングに合わせていろんな使い方をするという文化があります。
昔の家に押し入れが多いのはこのためですね。

狭い家を広く使うための4つの方針

狭い家を広く使う方法には大きく4つの方法があります。それは

  • 物を減らす
  • 併用する
  • 折り畳みを利用する
  • 縦に配置する

の4つの方法です。
考えてみれば当たり前ですが、実は家の中を見てみるとできてない人も多いと思います。
それぞれについてちゃんと考えてみましょう。

物を減らす

まず最も大事なのはものを減らすことです。
どんなに収納上手でも物が多いと空間に限界が来てしまいます。
まずはものを減らすことで空間を広くすることを心がけましょう。

「人生がときめく片づけの魔法」で有名な"こんまり"こと近藤麻理恵さんのこんまり®メソッドでも、ものを減らすことに主眼を置いています。

こんまり®メソッド

近藤麻理恵が提唱する「片づけをすることで、人生を変える」メソッド。特徴は、残すものを「ときめくかどうか」の基準で選ぶこと。片づけを通して自分の内面をみつめ、自分が大切にしている価値観を知ることで、二度と散らからない家をキープできるだけではなく、キャリアや人間関係など、人生における全ての選択において大きな変革をもたらします。

こんまり公式ホームページ

ここで説明されているように、ときめくものだけを家に置いておくことで物を減らしながらも素敵な気分になれる部屋を作ることができます。

家になくても問題ないものを軽く一覧化すると以下の物が思いつきます。

  • ベッド
  • 机・デスク
  • テレビ
  • ソファ
  • ローテーブル
  • 空気清浄機
  • 扇風機
  • 着ない服
  • ハンガーラック
  • 本や本棚
  • 鍋(実はフライパンだけで料理ってできちゃいます。)
  • 電気ケトル
  • ウォーターサーバー
  • ヒーター

家になくても良い物をまとめてみましたが、皆さんはいくつ持っているでしょうか?
ほとんどの方が半分以上は持っていると思います。改めて本当に必要な物なのか見直してみるのが良いかもしれません。

併用する

物を減らすことにもつながりますが、部屋を広く使うには併用も大事です。
たとえば最近ではシーリングライトにスピーカーが付いている商品があります。

最近話題の「popIn Aladdin」ではシーリングライト・スピーカー・テレビを併用することができ、かなり場所を節約することができます。

この商品があれば、テレビ・スピーカーを設置する必要がなくなりテレビ台も不要になります。
部屋のレイアウトの自由度も上がるのでより広く部屋を使うことができるようになります。

このように現代では1つのもので複数の役割を果たす商品が増えており、自宅に取り入れることで部屋を広く使うことができます。

折り畳みを利用する

続いての工夫は折り畳みを利用するです。
これはほとんどの方ができていないので参考になると思います。

皆さんは普段ものを片付けながら生活しているでしょうか?一人暮らしとかだとついつい散らかったままにしがちですよね。部屋を広く使いたいのであれば、必要な時だけ物を取り出す工夫が必要です。

たとえばベッドです。ほとんどの方が家にベッドを置いていると思いますが、ベッドを利用している時間というのは寝ている時だけだったりしませんか?

起きた後はその空間は不要になっていたりします。もちろん寝っ転がってスマホを見る人もいるでしょうが、体に良くないのでパーソナルチェアが置けるのであれば椅子に座ってスマホを使ったほうがいいでしょう。

ベッド以外ではテーブルも考えられます。
パソコンをよく使う人であればデスクも持っていると思うので、テーブルって一人の時はほとんど使わないですよね。そのためテレビの前にローテーブルを置いたり、食事用のテールブルを置く必要はありません。

人が来た時のために備えておきたければキャンプ用の折りたたみテーブルなどで十分でしょう。

縦に配置する

部屋を広くする方針の最後は縦に配置するです。
当たり前ですが場所を取らずに物を配置するという点では横に広げていくより縦に広げるほうが圧倒的にスペースが節約できます。

たとえば壁付のラックも少し予算を出しておしゃれな物を購入すれば、収納の確保だけでなくおしゃれさを追加することができます。おすすめは黒色のラックで、賃貸でよくある白色の壁やブルックリンスタイルにも簡単に合わせることができます。

ブルックリン風突っ張りラック 出典: dinos

一人暮らし程度の荷物であれば大きめのラックが1つあればほとんどのものは収納できると思います。
場合によってはラック内にテレビを置いたり、プロジェクターを置いたりすることで併用も同時にできますね。

ベッドが最も場所を取る

一人暮らしを始めるときに一番憧れるのがベッドですよね。
親元から離れて一人で暮らすので、ベッドであんなことやこんなことを想像して過ごす妄想が止まらないと思います。

しかし、安易にベッドを部屋に持ち込むのはお勧めしません。
家が狭いとベッドを置くだけで部屋の3分の1の空間が無くなったりします。

実はベッドはデッドスペースがとても多いのです。
マットレスより上の空間には何も置けなくなりますし、ベッド下にも実はものはあまり置けません。
収納ボックスを置いても埃がたくさん溜まりますし、床が傷ついたりもします。

そう。狭い家を広く使いたいのであれば、まず寝具をどうやって取り入れるかを考えたほうがいいのです。

布団を使う

まず最初に思いつく解決策は布団を使うことです。
布団は折り畳んですぐに収納できるので場所を取りません。

しかし、すぐに折り畳まずに置いたままになるのが目に見えているのであまり良い解決策ではありません。
それに、彼女を連れ込んだときにちょっと格好がつかないですね。

折り畳みベッドを使う

次に思いつくのが折り畳みベッドです。
これならば出したままでも見た目を損なわず、収納したい時は収納できます。

しかし、正直なところ私は折り畳みベッドはお勧めしません。
私も折り畳みベッドを使ったことがあるのですが、まず寝心地が悪いですしやはりあまり折り畳みません。

そしてなにより折り畳んだ時もそれほど小さくならないのです。
意外かもしれませんが案外ベッドの足部分が場所を取り、スッキリと収納した感じにならないんです。

キャンプ用のマットを使う

折り畳みベッドを使うよりかはキャンプ用のマットを使うことをお勧めします。
1万円ほどのインフレータブルマットなどであれば空気を入れるだけでベッドに劣らない寝心地を出せますし、畳めばヨガマットを畳んだくらいの大きさまで小さくできます。

デメリットがあるとすれば耐久性でしょうか。
普通のベッドと比べたら耐久性は劣ると思いますが、変な使い方をしなければ長持ちします。

ちなみに大事なポイントですが女の子を家に呼んだときにはあまり見栄を張れません。

ロフトベッドを使う

私の一番のおすすめはロフトベッドを使うことです。
ロフトベッドであればベッド幅がデッドゾーンになりませんし、耐久性、寝心地ともに確保できます。

最近ではデザイン性に富んだロフトベッドも多いのでインテリアの邪魔にもなりません。

欠点は圧迫感があり実際は場所を有効に使っているのに狭く感じることでしょうか。
そこは明るい色を選んだり配置で工夫できるのでカバーできます。

ソファーは不要

ベッドの次に意外と場所をとるのがソファーです。
ベッドと同様に一人暮らしの憧れアイテムとしての地位を築いているソファーですがかなり場所を取ります。

もちろんソファーよりも座り心地のいい椅子というのはなかなかないので、ソファーで多くの時間を過ごす人は取り入れてもいいかもしれません。しかしソファーは実際に占有している空間よりもより多くの場所をとっているように感じるという特徴もあるので、よく吟味した上で取り入れることをお勧めします。

場所を取らずにソファーを取り入れる方法がいくつかあるのでご紹介します。

ベッドと併用する

まず一つ目の方法はベッドとの併用です。
これは折り畳みベッドを使いましょうということではなく、そのままベッドに座りましょうということです。
こうすればベッド以上の場所はとりません。最も簡単な方法だと思います。

座椅子を使う

ソファーを置かずにソファーと同じくらいの快適さを出す方法もあります。
それは座椅子を使うことです。
最近の座椅子は折り畳みできる物が多いので、2つくらい用意しておいてもそれほど場所を取りません。

しかもソファーと同じくらいの座り心地を出せるのでとってもお勧めです。

折り畳みのパーソナルチェアを使う

座椅子だとソファーに比べて座り心地が。。という方にもお勧めなのがパーソナルチェアです。
パーソナルチェアとは一人用の椅子のことを言いますが、色々なタイプがあり選択肢が多いです。

最近のキャンプブームに影響を受けたアウトドアスタイルで攻めるなら、スノーピークのローチェアショートなどはインテリアにも合わせやすくお勧めです。

ローチェアショート 出典: スノーピーク ローチェアショート

折り畳みチェアのおすすめはアウトドア用のものだけでなく、純粋なインテリアブランドからも出されています。例えばこちらのニーチェアXはパーソナルチェアの名作として昔から根強い人気を誇っています。日本のブランドということもあって非常に好感が持てますよね。

ニーチェアX
ニーチェアX 出典: https://www.nychairx.jp/

他にも様々な商品がありますのでぜひ自分のスタイルに合った物を探してみてください。

テレビ・テレビ台は不要

テレビはプロジェクターに変える

すでに話としては出ていますが、テレビとテレビ台の組み合わせは意外と場所を取ります。
さらに部屋全体がテレビとテレビ台の位置によって支配されてしまい、広く部屋を使うためにはかなりの曲者になってしまいます。

テレビとテレビ台のスペースを節約する方法の最適解はプロジェクターだと思いますが、他の方法もあるので少し考えてみましょう。

パソコンをよく使うのであればモニターをテレビに

最近ではデジタルネイティブという言葉も生まれていますが、物心ついた時からスマホが生活の一部だった子供たちが大人になってきています。この記事を見ているあなたもその一人かもしれません。

そのような人たちにはそもそも地上波放送を見るという考え方があまりありません。
映画やアニメはAmazon PrimeやNetflixで見ます。おもしろい動画はYouTubeで見ます。

つまり、テレビというよりモニターを欲していることがほとんどです。
そういった場合はプロジェクターもそうですが、PCモニターを使うことでテレビを置かずに済みます。
いままでそういった生活をしてこなかった方もPCモニターだけで過ごしてみるのはいかがでしょうか。

テレビは壁付に

続いてはテレビというよりはテレビ台の話になります。
おしゃれな部屋を作るにあたり、テレビ台は大事な要素に思えますが、実は空間効率という意味ではテレビ台は非常に効率が悪いです。

まずテレビ台はいろんなテレビを置くことができるように、ある程度奥行きが確保されています。そのため実際のテレビの薄さよりもかなり多くの空間を失ってしまうことになります。

テレビを家に置きながらも空間を確保したい場合は、テレビを壁付にするのをお勧めします。
壁付にすればスタイリッシュな印象を出しながらも、空間を節約することができます。

しかし、デメリットももちろんあり、多少の工事が必要なことと、一度設置すると移動が大変だということです。なかなか大きなデメリットなので導入の際はしっかりと考えてからやりましょう。

実はいらない最新家電

ここまでベッド・ソファー・テレビと自宅の三種の神器のようなものについて説明してきましたが、部屋を広く使うためには他にも不要な物がたくさんあります。

次に見直すべきものは不要な家電です。実は便利になると思って買った家電がまるで生活を便利にしてくれずに邪魔になってしまうことはよくあります。家電は一度手に入れると意外と捨てるのが大変だったりするので注意して購入することを心がけましょう

ロボット掃除機は不要

まず不要なのがロボット掃除機です。
部屋が広くなって綺麗になってくると、ロボット掃除機が欲しくなる方も多いのではないでしょうか?
しかし、ロボット掃除機ははっきり言って不要です!

ロボット掃除機のメリットは簡単にネット上で見つけることが出るので、ここではデメリットを多くご紹介します。

  • 音がうるさい(普通の掃除機と同じくらいの音がします。)
  • よくコードを巻き込んで途中で止まる
  • 掃除できないところは結構多い
  • ロボット掃除機自体がかなり大きく動かしていない時に場所を取る

まず最初のデメリットは音がうるさいことです。これは家に自分がいる時に使おうと思う人にとってのデメリットになりますが、普通の掃除機と同じくらいうるさいです。例えばリモートワークで在宅している時にかけることができません。休日にテレビを見ながらかけることもできません。つまり、人が掃除したいその部屋にいない時しかあまり使えないのです。

次に仕事をしている時など家に人がいない時に動かす場合ですが、結構な確率でコンセントなどを巻き込んで止まってしまいます。コンセント対策で色々と部屋を整理したりすることもできますが、それをするくらいなら普通に掃除機で掃除をしたほうが早いです。

またコンセントなどを巻き込まないように綺麗にして動かしたとします。今度こそ文句なしかと思いきや、結構掃除できていないところは多いです。例えば仕事用のデスクの足元だったり、サイドボードと壁の隙間だったりです。もちろんそれでもいいという人もいると思いますが、結局掃除機をかけるのであればわざわざ買う必要はない気がします。

最後にロボット掃除機の大きさです。
皆さんここまで部屋を広くするための努力をたくさんしてきたと思いますが、ここへきてロボット掃除機を買ってしまうと台無しになってしまいます。家電量販店などに行って実物を見るとわかりますが、ロボット掃除機はかなりでかいです。最も人気のルンバは大体直径が35cmあり、さらにそこにステーションを置く必要があります。

ここまで説明してもあまりイメージが湧かないと思いますが、以下の画像を見るとだいぶイメージが湧くと思います。直径35cmというのは扇風機の足元と同じくらいの大きだということです。
広い家ならいいですが、狭い家だととても困りますね。

ルンバの大きさ 出典: そうがわパソコンサポート

空気清浄機は不要 空気清浄機機能を持ったエアコンを買おう

続いての不要な家電は空気清浄機です。花粉症の人などにとっては空気清浄機は必需品かもしれませんが、僕の考えでは空気清浄機は不要です。

空気清浄機を買うくらいなら空気清浄機機能を備えたエアコンを買うべきです。これなら場所も取らないですし、別々に買うよりもはるかにお金を節約できます。

先程ルンバの話をしましたが、空気清浄機も同じくらいの大きさがありかなり場所を取ります。
またどんなにおしゃれなデザインでも四角い箱のような形のものが多く、インテリアを邪魔してしまうことは間違いありません。可能なら買わずに済ませたい物です。

扇風機は不要

扇風機に関しては最近はだいぶ小型化してきたため以前よりは場所を取りづらくなりました。
しかし、それでもエアコンの効率を上げるためにおしゃれで小型の扇風機を買っている人は結構います。
広い家ならエアコンとの併用も大事だと思いますが、狭い家であればそれほど気にする必要はないと思います。

大きめのラックのスペースが余って、乗せる物がないという場合などは買っても良いかもしれませんが、それ以外では不要でしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
日本の家は狭い家が多く、なかなか広々と使うのが難しいです。
もしもっと家を広々と使いたいと思っている人がいれば、今回ご紹介したことをやってみてください。だいぶ参考になるはずです。