大阪中の島に建築された「こども本の森 中之島」。

この建築は、安藤さんの「大阪の人はあまり本を読まない」という持論をもとに、市に自ら図書館の建設をプレゼンしたことで実現したそうです。

しかし、プロジェクトを進めるにおいてある問題点がありました。

それは、行政に建築費用がないこと。

建築において建築費用は最も大きな問題で、意匠・構造・設備、あらゆる分野に大きな制約をもたらす要因です。

普通ならば実現しない建築ですが、安藤忠雄さんは、「自分で建築費用を集める」のを条件にプロジェクトを進めることを提案したそうです。

実際、1口30万円の寄金を600口以上集め、見事建築が始まりました。

新築される建築数が減少している中、自らプロジェクトを発案するだけでは足りないのかもしれません。

自ら費用を集め、実現させるところまでをやる力・信用があれば、デザインコンペで終わっていた案も、アンビルドの女王の建築も実現されていたのかもしれませんね。

この話はをもっと詳しく知りたい方はこちらから▽

動画で紹介されている安藤忠雄さんの初の絵本です。

興味のある方は、ぜひご覧ください。

いたずらのすきなけんちくか

ジャンル:絵本

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世界的建築家・安藤忠雄はじめての絵本

世界的な建築家安藤忠雄原作、人気絵本作家はたこうしろうが絵を担当した、安藤氏初の絵本です。安藤氏設計で2020年春オープン予定の『こども本の森 中之島』。絵本の舞台はこの『本の森』です。
新しく出来たこの図書館に来た小学生の兄と妹は安藤さんによく似た謎のおじさんに館内を案内されます。案内されるうちに、知らず知らずのうちにいろいろな疑問が湧いてきます。なぜたてものをつくるのか、きもちのいいいえとはなにか、すみやすさはどこからくるのか、そしてけんちくかってどんなしごとなの?おじさんは、ひとつひとつにていねいにこたえてくれました……。。
1冊の絵本を通して、子供にわかりやすく建築のことを教えてくれる今までにない内容です。安藤氏のエッセイとスケッチ、絵本に出てくる安藤建築のリストも収録。安藤ファンはもちろん、大人の読者にも読み応えのある作品です。帯文は、指揮者の佐渡裕氏と同館名誉館長・京都大学IPS細胞研究所所長の山中伸弥氏が寄稿されています。
安藤忠雄氏と建築がよくわかる、楽しくてためになる絵本です。

【編集担当からのおすすめ情報】
安藤忠雄設計で2020年春オープン予定の『こども本の森 中之島』との連動企画です